Laravelはフレームワークを使ったことがない人にも分かりやすく、使いやすいものになっています。
今回はそのLaravelについて大雑把に説明していきます。
Laravelってなに?
LaravelはPHPのフレームワークのひとつです。
フレームワークとは汎用的な機能を持ったアプリの土台となるものです。
フレームワークを使わない場合、全ての機能を1から自分でコーディングしなければなりません。例えば会員機能としてログイン・ログアウトの仕組みを作ろうと思ったら面倒で時間もかかります。
しかし、フレームワークには会員機能が備わっているため、その機能を呼び出し、自分のアプリ用に調整するだけで使えるようになります。
コーディングを行う場所もある程度決まっているので調整も簡単です。
このようにフレームワークを使うと機能を短時間で実装でき、なおかつ、メンテナンス性も格段に向上します。
Laravelの構造って?
LaravelはMVCと呼ばれる構造になっています。ものすごく簡単に言うと次のような感じです。
M=Model(モデル)=データベースに関すること
V=View(ビュー)=見た目に関すること
C=Controller(コントローラー)=処理に関すること
基本はコントローラーに対して、モデルでデータを取得し、ビューに渡して表示する、という処理を書くことになります。
Laravelを使うデメリットは?
- 他の主要なフレームワークと比べ速度が遅い。しかし、Laravelはどんどん改良されていっているので、少しずつ改善されているかと思います。
- 改良が早いので次々にあたらしいバージョンが出て、すぐに自分の使っているバージョンが古くなってしまう。
- 次のバージョンで仕様が大きく変わる可能性もあるので、バージョンアップの際には内容を必ず確認してください。
Laravelを使うメリットは?
- 他のフレームワークと比べて簡単です。最初は覚えることが多くて苦労するかもしれませんが、大丈夫です、慣れます。
- 機能が豊富なので「あんなことしたいなー」って思ったことができたりします。
- MVCと記述する場所が明確に分かれているのでメンテナンスが楽。見やすい。
- 世界的にメインになっているフレームワーク。
バージョンはどれを使えばいい?
LTS版を選んでおけばいいと思います。LTSはLong Term Supportの略で長期サポートされるバージョンという意味です。安定版とも呼ばれます。
最後に
私自身もLaravelを使って社内ツールを一人で開発し、2018年現在で2年運用してきています。
速度が遅いというデメリットはありますが、私としてはそんなに気になるレベルでもないですし、今や多くのサイトがLaravelで作られてきているので、最初は気にする必要もないでしょう。
それよりも面倒な機能を簡単に実装でき、開発速度も向上することのメリットが大幅に大きいです。
そんなことで是非Laravelを使ってみてください。Laravelを使ってみてください。
ちなみに Laravelの機能を削った軽量版もあります。
今後はLaravelについての記事もアップしていきますのでどうぞよろしくお願いします。