[2018-05-28更新]
煽り運転をされた時にすぐに通報したくなる場合ってありますよね?
運転しながら携帯電話で通報はしてもOKなのかどうかは気になるところだと思います。
今回は運転しながら通報したらどうなるかを紹介します。
運転中に通報した場合の処遇
結論から言うと、運転中に前方または後方の車から煽り運転をされている場合に携帯電話で通報しても違反で罰せられる事はありません。 また、煽り運転以外でも、事故を目撃し、逃走した車を追跡しながら通報した場合も違反責任は問われません。
こういうケースでは、ハンズフリーやイヤホンマイクを使用せず手で持って電話していても大丈夫です。
なぜ違反にならないのか?
なぜならこのような状況は緊急事態と認識されるからです。つまり、電話をするながら運転の危険性よりも、危険運転をされることで重大な事故につながる可能性のほうが遥かに高いと判断されるということです。
このように通報することで摘発に貢献しているのであれば、それ自体の違反は不問となります。
安全な場所に停車してからの通報がベスト
もちろん、停まれる場所があれば停めてから通報をすることが一番安全です。
煽り運転からできるだけ避ける3つの方法
- 車の前後にドライブレコーダーを取り付ける
- 左車線で通行する
- 別の道や駐車場に入りやり過ごす
1.車の前後にドライブレコーダーを取り付ける
ドライブレコーダーがあると、危険運転の抑止力となったり、証拠を残すことができます。
取り付ける場合は前だけではなく後ろにも取り付けるべきです。
ドレイブレコーダー録画中のステッカーも効果的。
2.左車線で通行する
後方車両が煽り運転をしてきている場合は、左車線に移り、当該車両を先に行かせる方法が良いです。
3.別の道や駐車場に入りやり過ごす
通行中にお店の駐車場がある場合は、一旦そこに入ってやり過ごすこともオススメです。万が一駐車場に逃げ込んだ際に、危険運転をして居た人が車を降りてこちらに近づいてきた場合は、まずドアロックを確実に行い窓を一番上まで上げましょう。
そして警察に通報してください。車の窓は思っている以上に丈夫で素手で割られることはまずありません。
ドアや窓を決して開けることはせず、落ち着いて通報してください。
同乗者がいるなら動画を撮るなどして証拠を残すことも良いでしょう。
最後に
変な相手とは関わらないことが一番です。煽り運転をされたら先に行かせたり、別の道や駐車場に逃げ込むことで自分や同乗者の身を守ること。
それが本当にカッコ良くてスマートな運転だと思います。